春爛漫の休耕田。

4月18日

僕の家の周りは、住宅地ではあるものの、まだまだ田んぼが残っています。
そこが小さいころからの僕の遊び場。
しかし、昔とは風景が一変しました。
早春のぽかぽか陽気にはセリを摘み、水が入るとアマガエルの鳴声が響き渡っていた田んぼは、現在は耕やされることもなくなり、一面の野原となっています。

そんな思い出の場所を久々にゆっくり散歩してみました。
まず目にとまったのは、たくさんの花たち♪
野原はすっかり春色に染まっていました。
「からすのえんどう」、「おおじしばり」、「きつねのぼたん」、「むらさきさぎごけ」、「たがらし」 などなど…


春の野に舞う、もんしろちょう。

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春のクルクル、オオジシバリ。
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ちいさな菜の花、スカシタゴボウ。
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きらめく小川、彩るタガラシ。
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花を眺めていると、草原にうずもれていたカルガモのカップルがこちらに気付いて、草のあいだからぴょこんと顔を出しました。しばらくじっとしていると安心したのか、スズメノテッポウを食べはじめます。
視界をびゅんびゅん横切るのはツバメ。巣材集めに大忙しのようで、原っぱを縦横無尽に飛び回ります。
そして、セリを摘んだ小川はどうなっているだろう?と、水路へ近づくと、メダカの群れが水面に波紋をつくって逃げていきました。

そんな感じで…楽しいひとときを過ごせました♪
(サラリーマン的な生活を普段していると、阿見に住んでいたころの、野と戯れていた自分がどれだけ恵まれていたかってのが分かりますね…)
最近、農政改革うんぬんで、耕作放棄地対策なんたらかんたら…と「耕作放棄」が新聞紙面にのぼる機会が増えてきました。
当たり前ですが、いずれもネガティブイメージな耕作放棄地…。
耕作放棄を憂う必要はあるのかもしれませんが、今日の散歩でたくさんの出会いがあったように、実際の耕作放棄地は自然に満ち溢れています。
「農地と耕作放棄地」、とクッキリ線引きして考えるのではなく、もっと緩やかな、つながった関係の中で捉えていく必要があるんじゃないか?と、とみに感じる今日この頃です。


もうすぐ旅立ち。
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by taro_1375 | 2009-04-18 18:39 | 農と自然
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