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2009年 01月 25日
谷津田の水路脇に育つ桑の木。 ![]() その枝にボーベリア菌に侵されたクワカミキリの姿を発見しました。 ![]() 初めてボーベリア菌に侵された昆虫を見つけたときには、かなりの衝撃を受けました。 こりゃー珍しいものを見たぞ!とドキドキしたもんですが、 目が慣れてくるとたくさんあるもんだということが分かってきました… 今回のクワカミキリを見つけた水路沿いでは、他にも同じくボーベリア菌に侵されたコカマキリを2体見つけています。 ところで先日(と言っても2・3ヶ月前ですが)、意外なところでボーベリア菌という文字に出会いました。 それは生物農薬について解説していた日本農業新聞の囲み欄。 ボーベリア菌については触れる程度だったんですが、「載っていた」という事実から鑑みるに、生物農薬としてのボーベリア菌はそれなりにメジャーみたいです。(もちろんボーベリア菌にも色々あるみたいで、その中の一種ということでした)。 生物農薬というのは、生きている生き物を農薬として利用すること。 例えば、害虫がたくさん発生している畑にボーベリア菌をまけば、害虫はボーベリア菌に侵されて死んでしまう、といった具合です。 化学農薬ではないため安全、ということで最近とくに研究されている分野の一つじゃないかと思います。 しかしこの生物農薬…考え方としてあんまり気に入りません。 化学農薬にしても生物農薬にしても、結局上っ面が違うだけで根本の思想は何も変わらないんですよね。 確かに生物農薬を使った作物=化学的に安全な作物と言えるかもしれませんが、健全・健康的に育った作物ではないと思います。 新しい技術が生まれても、しっかりとした思想・理念に支えられることなく運用されれば、例えば農薬が環境問題や健康問題をはじめとした幾多の禍根を生み出したように、その失墜は目に見えています。 生物農薬にしても、使い方を一歩間違えれば地域の生態系を大きく変えかねない気がしますし… もっと健全に、自然側へベクトルを振った農業が脚光を浴びるようになれば…と感じます。 何より、ボーベリア菌に出会った感動を、生物農薬に奪われてたまるか!ということですね(笑) ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
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