阿見ではありませんが…谷津田巡り

先日行った谷津田の周辺へ、先輩と一緒に今日も出かけてきました。とても楽しかったのでそのテンションのまま非常に長い記事になってます。optioS5nで撮影。
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前回は進まなかった藪を掻き分け、さらに奥へと進んでいくと耕作放棄された田んぼ(谷津田)を発見。
放棄されてからそこそこ時間が経っているらしく、遷移が進み、樹木(ヤナギやハンノキ)も多く生えていました。休耕田の遷移の早さというのには驚かされます。ヤナギは芽吹きの季節。これはイヌコリヤナギかな?
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そんな耕作放棄された田んぼを歩いていると、色々な痕跡を発見♪
まずは足跡。詳しくないのでよく分からないんですが、タヌキかイヌ、といったところでしょうか?
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こちらは…なんでしょう?二枚目の写真のイノシシと思わしき足跡の側にあったので、同じくイノシシだと思うんですが…それにしてもイノシシの足跡はこれでもか!というほどたくさんありました。
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こちらは糞。他にも何箇所かありました。調べたところ、イノシシのものらしい。う~ん、イノシシがこんなにいるとは…
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この休耕田の水源となっている沢(この記事の二枚目の写真の右奥にあります)。人の手が入らなくなったためにかなり水量は減っているようですが、もともと水量が豊富なのか、まだ流れていました。トウキョウサンショウウオの卵のうやオニヤンマ・コオニヤンマのヤゴがいました。
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オニヤンマのヤゴ(たぶん)。成虫になるまで三~五年かかるらしく、まだ小さいこの個体が空を飛び回るまでにはおそらく一、二年の月日が必要だと思われます。この子が大きくなるまでこの水系が棲みよい環境であればいいんですが。
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さて、場所を移動して山を挟んで隣にある谷津田へ行きました。ここには整備が入り、昨年から工事中でずっと入れなかった場所。どうなっているのかかなり心配だったのですが、今日は入ることが出来ました。
さっそく耕作放棄された田んぼ脇の水路をのぞいてみると…たくさんのトウキョウサンショウウオの卵のうを発見!中には発生がかなり進み、もう幼生のものもいました。ぴくぴく動きます。
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今年の卵のうで目立つのが、このカビが生えてしまった卵のあるもの。簡単に見ただけで何ともいえませんが、10個に一つはこのようにカビが生えています。おそらく未受精卵なのではないかと思うんですが、去年は全く無かった傾向です。何があったんだろう?ちょっと心配です。
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トウキョウサンショウウオの卵のうは通常、上の写真のようにバナナ型をしています。しかし、たくさんあった卵のうの中にコイル状のものを発見!生んだサンショウウオの個体差でしょうか?
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先輩が水路にあった丸太を除けると、成体のサンショウウオが卵のうと共に出てきました。尾が黄色みがかっています。
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成体の発見に気をよくして捨てられた土嚢をひっくり返してみると…何とヒル?が登場。何だかミミズのはちまき(環帯)みたいなやつがあります。ヒルじゃないのかな。
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こいつもいました。水深のある場所の岸辺に多く見られるものがコオイムシ、山間の比較的水深の浅い場所を好むものがオオコオイムシ。ということで、オオコオイムシなのではないかと思われます。体色もコオイムシより濃いようです。
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水路沿いをはじめ、一帯にありました。黄緑色をしていてとても目立ちます。初見です。はじめはトウダイグサかと思いましたが、どう見ても違います。はて、何でしょう?調べ中です。⇒どうやら「ネコノメソウ」のようです(追記・2007.3.25)
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ちょっと場所を移し、少し奥へ進みます。農業用のため池から取水する水路がありました。ちょっとした水たまり、といった感じだったのですが、網ですくってみると…!?
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何とタイリクバラタナゴがいました。久しぶりに見たのでちょっとうれしかったです。調子に乗ってその後も探しましたが、この一匹だけでした。
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他にはヨシノボリがいました。何ヨシノボリか?というのは今調べ中です。
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今日の探検はこれで終了。帰る頃にはかなり暗くなっていました。
サンショウウオやタナゴ、さらにはイノシシやその他動物の痕跡など、色々なものを発見することが出来、とても楽しかったです。
また谷津田の構造としても、阿見のものと対比すると、多くの違いがあり面白いです。ただ耕作放棄されている場所が数多く見受けられ、今後が気になるところです…
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by taro_1375 | 2007-03-22 21:10 | 自然
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